ある日。明治神宮へお散歩。おばあちゃんと息子と三人で。この日は秋晴れの華やかな日に。
明治神宮はまもなく100年を迎えるそうで。100年を意識して晴れ間を隠すほどに生い茂る木々の幹や枝ぶりをじっと見つめる。中にはとてつもなく太い木もあって。人の目が無ければきっと抱きついてしまうだろふ私。表参道から若干距離を置いた場所にあるので、賑やかな色合いや喧騒がない。余計なものがない。何ともモダンで颯爽としていて東京らしいと思ふ。
息子はあまりにも生い茂り、茂る木々の群れ群れに圧倒されたのでせふか?じっと黙ったまま私の手を握りしめ歩いていた。いつもなら手を振りほどいて走りだしてしまふのに。。。
帰り際に珈琲の美味しいお店。”アンセーニュダングル”へ。ここはいつ訪れても開いていて、いつも同じマスターで、変わらない接客態度。余計なことをしゃべらず、颯爽とオーダーを取りにきてくれます。蔦の絡まる階段を降りて仄暗い地下のお店の扉を開ける時の特別な感覚。窓はあるのだけど、上からの優しい光や雨を映す程度だから、きっと台風が来ても、ひとたびお店の中に入ってしまえば、分からない。いつ訪れてもぶれないさまが好きな理由の一つに。
濃厚なチーズケーキを皆でシェアして。
また来なくちゃと思わせる珈琲。綺麗なカップに見惚れながら。
次の日。市で行われた音楽会にて、付き添いに来ていた保育士さんへ息子が”お兄ちゃんになったら珈琲が飲める?”と言っておりました。。。

