“天国に近い村 シンシア・ライラント”
どうしてこういう物語が頭に思い浮かぶのだろう。あくまでも物語なのに、まるで現実のことのやふにも感じてくる。読み終わると不思議すぎて奥深い黒い穴に落ちてしまったやふで、なかなか出てこられなくなる。訳者のかたの日本語での表現の仕方が素晴らしすぎて。
“クリスマスを楽しく修道院からの贈り物 女子パウロ会”
近頃、クリスマスの飾りつけを見にあちこちの教会に出向いておりますが、必ず馬小屋でのキリスト誕生を表現した人形が飾られております。この本を読んでそのことを理解しました。その他にも何気なく当たり前のやふに見ていたクリスマスのデコレーションのそれぞれの意味も知ることが出来ます。都会のクリスマスの喧騒を見ていると、本来の意味と違うところへ向かっているさまが悲しいです。クリスマスはもっと神聖でなければ。でも神への祈りに捧げた修道女たちはその喧騒も心温かく見守ってくれるのでせふ。
“ヨーロッパの窓石畳の路地裏散歩 上野美千代”
ヨーロッパの石畳の途中の誰かの民家のカフェやアンティークショップなど、石造りの古い古い建物にはめ込まれた美しくしっとりとしたレリーフを持つ窓の数々が出てきます。石畳の細い路地、入り組んだ路地の角を曲がれば出てくるであろう、素敵な窓との出会いがとても羨ましいです。
“児童文学キッチンお菓子と味わう、おいしいブックガイド 小林深雪&福田 里香”
小林さんの抒情的な児童文学への想いと福田さんが再現する児童文学の中に出てくるお菓子の再現と解説といふ組み合わせの、興味深い本。以前に何かの本で読んだ福田さんのとらやの和菓子に対する想い入れの表現の仕方が嫋やかで好きになってしまった。とてもすらすらと読める愉快な本。
“シンデレラちいさいガラスのくつのはなし マーシャ・ブラウン”
シンデレラのお話が読みたくて手に取ったのではなく、マーシャ・ブラウンの描くドレスやかぼちゃの馬車やガラスの靴に惹かれて。線の細い絵で触れればすぐに割れそうな薄い薄いガラスを想像させるやふな絵。アンティークな雑貨に紛れさせて飾ればうっとりするやふな壁紙の演出になりそうな絵を持つ絵本。
“わたしが山おくにすんでいたころ シンシア・ライラント”
文章が美しいのはもちろんですが、カントリースタイルな暮らしぶりが描かれた絵にも心惹かれます。どことなく大草原の森の小さな家の物語を想いだすやふな。
“おちゃのじかんにきたとら ジュディス・カー”
もう一言で可愛い絵本。ストーリーの展開もお洒落な絵も。私も娘を生んで可愛く着飾ってお茶とケーキで午後のひと時を楽しみたいな☆