私の鎌倉ものがたり

ある日。十三回目の結婚記念日と息子の二歳の誕生日のお祝いを兼ねて鎌倉へ。

きっかけは図書館で借りた江ノ電の絵本。息子が大好きで、あまりにも好きだからそれならと、藤沢駅から江ノ電に乗り換えるルートで鎌倉旅行を企画、実行した次第。

この日の空は梅雨の晴れ間を見せてくれ爽快な陽気。時折、山から海からと涼しい風が鎌倉一帯を循環しておりました。すれ違う見知らぬ旅人も皆、幸せそうで。つい、話しかけたり話しかけられたり。心をゆるくしてしまふ陽気だったんです。

長谷駅で途中下車。目的の場所へ行くのに道に迷ってしまいましたが、魅力的な路地や、木漏れ日を綺麗に映す澄んだ川など、うっとりしてしまう風光明媚な箇所があちこちに。長谷は海のイメージが強かったのですが、山側はレトロでしっとりとしております。

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目的の場所へ向う前にカフェで食事を。このお店は沼田元氣先生の鎌倉スーベニイル手帖に紹介されていたカフェで。ライ麦を使ったドイツパンがとても美味しくて、間に挟まれたソーセージや添えられたマッシュポテトなど、小さなチーズケーキと珈琲も付いて、ランチ時にお店が混むのも当然で。場所も分かりやすい通りに面しています。アンティークではなさそうですが、照明や家具、小窓などヨーロッパの装い。アンティークショップにいるやうな装いのインテリアでした。天井にかけた太い木の梁のやうな、古いお家にお邪魔しているやうな気分にもなれます。

 

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本日の目的の一つでもある長谷こども会館へ。こちらは明治41年の建物で、メダリオンとレースのやうに細かく施されたドア枠や窓枠など華美過ぎず、上品で。現在は子どもの為の施設になっておりますので大人だけでは入ることは出来ません。子を持って入室することが出来、以前から憧れていたので幸せこの上なく。内装、天井のモールディングなどどこを見ても、美しくしっとりとして、遊んでいる子供は大きくなった時に、そういえばこんな場所があったと鮮明に記憶に残ることでせふ。時々連れて来てあげたいな。

 

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長谷のこの辺りの界隈はレトロで可愛らしい小さいお家、大きなお屋敷風などうっとりするやうな街並みです。鎌倉文学館も近くにありますし。

 

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鎌倉駅を降りて紅茶店へ向う途中にあったトンネル。木々がうっそうとしていて、紫陽花も咲いていたりして何か素敵でしたので。

 

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今回の目的のふたつめであるブンブン紅茶店といふ可愛らしい名前のお店へ。茶葉の香りが漂う、本格的なイングリッシュティーのお店です。次の日に別のカフェで紅茶を飲んだのですが、ブンブン紅茶店の出される紅茶がいかに美味しいかがよくわかりました。香り高く琥珀色で。

 

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鎌倉駅へ戻りましてホテルニューカマクラとその横にある古い路地をパシャリ。

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鎌倉駅の周辺で見つけた気になるお店。” ウサギノフクシュウ “という店名の古書店。

 

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以上、息子のお昼ね中に駆け足で紹介させて頂きました、私の鎌倉ものがたりで御座います。二歳児の子を持つ母ですので、雑文をお許しくださいまし。時間があるならもっとゆったりと、うっとりと文字を綴りたい次第です。何故、今回のタイトルを鎌倉ものがたりにしたのか、下の写真をみて気づく方も居るのでは?!

 

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投稿者: Tsuyako

アンティークやヴィンテージの香水敏やコンパクトなどのヴァニティアイテムやロマンティシズム漂う雑貨のオンラインショップ”薔薇色の艶子”の店主、艶子と申します。 好きな香りと音楽、本、ちょっとのお酒に珈琲、甘いデザートと路地裏に満たされて、こっくりとロマンティシズムにうっとりとノスタルジックに艶子の日常を綴ります。 どうぞ召しませ。

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