ある日。銀座へ。ひとりで久しぶりに映画を見に。
タイトルは” 奇跡のひとマリーとマルグリット ”
雑誌の装苑で紹介されていて。淡いブルーの寄宿生の制服に紺と生成りの修道女のスタイル。南フランスの修道院の木々の木漏れ日や生い茂るハーブの様子に惹かれて、銀座まで足を運びました。映画は期待を裏切らない美しさ。自然の美しさは想像以上で、木漏れ日好きにはたまらない映像美に。ひたすら、紺と生成りの世界。朝食のミルク色の皿や、カフェオレボウル。日本ではなかなか見ることの出来ない、大きくて無骨なでもミルク色が見る者にとろりとしたヨーロッパのロマンチックさ優雅さを与えるカフェオレボウル。
時折出てくる、マリア像や十字架、石畳のこつこつと音をたてる廊下に、厳粛でおごそかで。。。祈りの場所、修道院の。。。大切にしている宝石箱をそっと開けるやうな。心が整っていくやうな心持がします。
映画は見えない、話せない、聞こえない、もう一人のヘレンケラーの19世紀末にあった実話。映画館を出ると、複数の人々が手話で必死に映画のポスターを指差して訴えている。こんな言い方は相応しくないかもしれないけど、世界が逆転した感じ。普段私が、普通にしていることは、自分で普通と思っているだけで普通ではなくて???
ウエストでお茶をしたかったけど生憎の満席で、ずっと気になっていた北千住にある” わかば堂 “へ行ってみることに。結局ここも人気店で待つ事に。。。
アイスクリームが添えられた濃厚な装いののフォンダンショコラと紅茶をおともに、図書館で借りて持ってきていた本を読み耽りました。甘くとろりとした、小さな小さな私の世界へ。甘い誘惑に、本の匂い。古書の紙が愛しくて。
とても小さくすぐに満席になってしまうお店ですが、小さいことを上手に利用して、あちこちに飾られたアンティークやヴィンテージの雑貨、東京の狭い路地を風景に生き生きと育てられている観葉植物や多肉植物に、自分のお家のインテリアのヒントを頂いたやうな気がしました。
あ~、次のひとりでお出かけはいつになるのかな?どこへ行こうかな。。。




