飯能旅行の締めくくりに湖へ

夏休みの飯能旅行の締めくくりに”レイクサイドパーク宮沢湖”へ。

駐車場に車を止め、湖へ抜ける一本のこの道をてくてくと歩いていく。

無数のセミの鳴く声。都会では聞きなれない、幼い頃におばあちゃんの家で聞いた懐かしいセミの声もする。

両脇の緑生い茂る森は日陰で、まだ紫陽花の花が残っていた。

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緩やかな坂道を下ると見えてきたのが宮沢湖。

深い緑色にエメラルドグリーンを混ぜたやうな、例えるのが難しいグリーン系の色。起伏なく平らな湖面の表面は凝固剤を混ぜたやうで塊のまま流れていくやう。

日の出前にここをひとりで歩いたらどんな気持ちがするのだろう。自分が住んでいる所で起こっている出来事ははるか遠くのことのやうに思え、自分には関係のないことのやうに思えてくる。P1050744b

ムーミン谷へ

ある日。あけぼの子どもの森公園にある”ムーミン谷”へ。

ここは埼玉県飯能市。夏の思い出の家族旅行。

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ムーミンの家族にスナフキン、お馴染みの登場人物のオブジェや着ぐるみがあるのかと思っていたらそうではなくて、ファンシーな様子はなくただただ、静かにしんとムーミン谷があるだけ。

平日の午前中なんかに行けば、きっと人が居なかったり、地元の人が散歩しているだけで少なかったりするだろうから、ムーミンの家族は夏はバカンスで旅行中で留守をしていて、冬は冬眠中で深い深い眠りについていてなんて、静かな谷を彷彿させる愉快な散歩が出来るかも☆

あまりにも、ただただ緑が生い茂り風でさわさわと葉が揺れる音ばかり。こどもたちもあまり騒がない。だけど笑顔で森のあちこちに行きたがるし、元気だけど安心して見ていられる。

感受性の敏感なこどもだから、レースのやうに織りなす木漏れ日から、揺れて重なり漏れる葉音から神聖なものを感じている様子。

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こういふ場所がもっと増えたらなって思う。次々と出来るものは、足早に歩かなければならない賑わしい場所ばかりだから。

木のぬくもりの素敵な図書室がありました。ムーミン以外の本もあって。どなたがセレクトしているのでせふか?洒落ていて、いつまでも手元へ置いておきたくなるやふな本のラインナップでした。

息子に読ませていたのですが、だんだんと私が夢中になり、こどもの目線の本棚の高さだから私は地べたに座り込んで根を張るやふに。主人にそろそろ行こうと言われてしまふ次第で。。。

宇野 亜喜良の絵がロマンチックな”愛の薔薇伝説”の絵本。

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ここはいつ行っても何も変わらない気がする。ただただ谷が平和であるやふに守られ続けるばしょなのでせふね。

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自然あふれる飯能のカントリーカフェ

夏休みは家族で自然いっぱいの埼玉県飯能市に一泊旅行へ。

目的はあけぼの子どもの森公園の”ムーミン谷”

途中、公園の近くにあるカントリーカフェ”ホットポット”で腹ごしらえを。

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写真を撮ってもかまわないでせふか?と私が問いたところ、奥様は”ほぼ主人が作ったので、もうあれなんですけどね~、それでもいいならどうぞ~”と腰で紐を縛るエプロンと、首に巻いたバンダナのカントリースタイルで可愛らしい笑顔を見せてくれました。

家の外は蔦が尽きることなく絡まり、窓から眺めているとお庭とお店の境目が分からなくなります。夏の日差しとそれを和らぐ植物が織りなす木漏れ日にうっとりとしてしまいました。

ランチのセットはお味噌汁にごはんで、お箸で頂けるのがこれまた気楽で、お味噌汁が口に含まれるとほっくり、まったりしてしまいます。自家製のチーズケーキはとても冷えていて濃厚で、最後に甘いものを食べてくなる私には大満足なランチのセットでした。

この後にすぐ近くにあるムーミン谷へ向かうのですが、それはまた次回のブログで。。。

 

カフェで見つけた素敵な洋書。

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木漏れ日あふれる吉祥寺でした。

ある日。吉祥寺へ。主人と息子の三人で。

湿気もなく、日差しはやや優しく、あちこちの通りの、民家の庭の、お花屋さんの木々が太陽の照りつけるアスファルトへ影をうつし木漏れ日のあふれる日。

学生靴のHARUTAでベーシックなストラップシューズを購入。ヴィンテージのレーヨンワンピースとの相性も良さそうです。主人は茶のポストマンシューズと黒のタッセルローファーを。極々、ベーシックなデザインで。会社以外にも、アイビー系やパンクス、ロカビリーと何でも合わせられそうです。横目でちらりと見ただけですが、サドルシューズも可愛かった。

その後はステーキハウスのブドワールへ。こちらは何度かカフェの方へは足を運んでいたのですが、食事ははじめて。グラタン皿に乗せられた煮込みハンバーグの蓋を開けると美味しそうな湯気が。これには息子もわ~と歓声。真ん中にナイフを入れると肉汁とチーズがじゅわりとこぼれて。物欲と食欲の両方が満たされると、なんて幸せなのでせふか。

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店内の飾りや絵はすべてアンティークです。

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途中、三人でドーナッツをはんぶんこ。側に来て離れないすずめにおすそわけ。ついばんだら、すぐ飛びだってしまい。

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休憩のお茶はCafe du lievre うさぎ館へ。

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席が空くのを待っている間にお庭の写真撮影。我が家のちっちゃなベランダでも何か真似出来たらな。素敵なガーデニングでした。

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井の頭公園は開園して100年を向かえるそうで、生い茂り、幾重にも重なり合う葉と葉の間からさす木漏れ日にうっとりしてしまいました。また、秋にでも向かいませふ。

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近頃、図書館で借りた本とオンラインショップお休みのお知らせ。

近頃、図書館で借りた本は

ターシャの庭“ ターシャ・テューダー/著

パリ素敵に暮らす庭づくり“ エディシォン・ドゥ・パリ/編

可笑しなクルマの家“ ジェイン・フィールド=ルイス/著

ターシャは大きめの本で、ターシャが再現した18世紀頃のクラシカルなスタイル様式のお庭やインテリアが大きい写真で見れるのが嬉しい。返却までの間、微細な部分まで飲み込むやうに見つめたい本。

パリ素敵に暮らす~は、パリの素敵なガーデニングの本。それぞれの素敵なお庭がたくさん出てきます。つたの絡まるピンク色の薔薇、クラシカルな窓の先にある色とりどりのお花にハーブ。ブロカントなこどもの秘密基地、生い茂る緑、重なり合う葉と葉の間からこぼれるパリの日差し、まるで微細なレースのやう。ノスタルジックで乙女なお庭の写真にとろりとしてしまいませふ。

可笑しな~はクラシックなキャンピングカーの写真がたくさんのった本。キャンピングカーに興味はないのですが、皆さん古いキャンピングカーの内装をやはり、古い雑貨や、生地などを上手に使いノスタルジックな演出に。小さなキャンピングカーの限られたスペースに小さな小さな世界があります。

 

私のオンラインショップ”薔薇色の艶子”は

8/6~8/30日までお休みを頂きます。

お手数をおかけしますがどうぞよろしくお願いいたします。

毎日、寝苦しい夜が続きますが、エアコンなどでお体をこわさぬやふ、ご自愛くださいませ。

http://tsuyako.info/

六本木の秘密のカフェ”ひなぎくきつね”

ある日。息子と二人で六本木にあります、ベジタリアンカフェ”ひなぎくきつね”へ。

タイトルに秘密のと沿えましたが、内緒にしたいわけではなく、ひなぎくきつねの建物は築年数で言うと80年にはなろうといふ古いアパートメントでして。その小さくクラシカルな趣の扉を開けると秘密の小部屋に入るやふな、特別な想いがいたしますので。

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扉も小さく通路も細くお部屋も小さく、そこにちょこんと3~4席ほどの小さなテーブルと椅子。ぱりっと綺麗に仕立てられたブルーのストライプのテーブルクロス。まるで絵本のパノラマを見ているやふで。誰かがぱたりと閉じてしまいそうです。

この日オーダーしたケーキは

“タルト・シトロン”フランス風のレモンパイ。甘く酸味のある濃厚なレモンクリーム入りで、レモンイエローが乙女な装いのケーキ。

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“エルバツィオーネ”青菜ビエトラのチーズキッシュ。お店の内装などが香美され、よそのどのカフェやレストランで食べるキッシュより、ヨーロッパ風で気品に溢れた装いのキッシュに見えてきます。ただ美味しいだけでなくて、心がうっとりとしてしまふのです。私が通いつめる理由のひとつ。

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レモンのケーキを食べたらおいとまするつもりでしたが、息子が空いた皿を見て”ケーキここ、もっと、ケーキここ”と言いましたので、もうひとつオーダー。さらにそれを食べてしまいお皿から消えると、ビー玉のやふなきらきらした涙を流しました。これにはお店のマダムもほころんで。

それほど古い教会巡りなどをしたわけでもないですし、私の想像ですが、ここに居ると建物から醸し出される静謐さに清いものを感じて。誰も居ない教会の扉を開けたやふな清らかなものが流れてくるやふです。

パノラマは大切にたたまれまた次回に優しく開かれるでせふ。

 

他のお部屋のクラシカルな扉。

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南青山にある隠れ家” Cafe Les Jeux Grenier”

ある日。表参道のスパイラルと骨董通りの間の細い路地にある”Cafe Les Jeux Grenier”へ。

扉を開けると仄暗く薄茶けた店内に珈琲の香り。

外は今年一番の真夏日なのに、時を忘れ、屋根裏部屋へようこそといふあんばい。

デミタスカップに注がれた濃厚なオリジナルの珈琲は喉元を素直に通り、

カウンター席に通されたのですが、マスターらしき男性の珈琲を用意する手さばきは素晴らしいものでした。

入ってすぐがカウンターですから、奥の座席が見たく何食わぬ顔をして横目を。

テーブルや薄茶けた壁、アンティークらしき家具やライトなど

オーナーの趣味でこってりとしがちなカフェも多いですが、さすが青山です。お洒落。

BGMもクラシカルだったら良かったのにな。

日曜の午後に行ったのですが、人の出入りが多く、屋根裏部屋感を味わおうかなといふところで、掻き消される何かがあって。まぁ青山通りの近くですから仕方ないのですが。。。

可能であるなら平日のお店が開いてすぐの時間帯がよろしいかと思います。

お店の中の写真を撮ってもよいのか聞きたかったのですがタイミングがなく、外回りだけで。

でも何となく店内の様子が想像できちゃうモダンな入口です。

 

 

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帰りに嶋田洋書へ。

フランスの?ヨーロッパの古い絵本のコーナーに、バンビとダンボのヴィンテージ絵本がありました。

古書のもつ朽ち果てた美しさ、霞がかかるやふなゆるさ加減に油絵のやうなバンビの表紙。

ビニールに包まれた上からでも指の腹に温かみが伝わるやふです。

まもなく閉店するそうで近々、閉店セールをするそうです。

南青山へ行く楽しみがひとつ減りますね。。。

新商品のお知らせと近頃、図書館で借りた本

新商品のお知らせです。

“1930年代ごろのシュガーボウル”

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“アンティークレースとレースグラスの図録”

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写真もあーだ、こーだと必死に撮り・笑 それに添える文章も素敵なエッセンスになるやふに、少ない時間の中、何とかひねりだしました。アクセスして見て頂けるだけでも嬉しいです☆

http://tsuyako.info/

 

“おとぎれっしゃしゅっぱつしんこう!” 著・間瀬なおかた

“寺山修二のラブレター” 著・寺山修二

“ビンテージ・ギター・カフェ”

“修道院へようこそ” 著・ペーター・ゼーヴァルト

“玉子ふわふわ” 編・早川茉莉

おとぎ~は息子へ。はらぺこあおむしのやうに穴が開いた仕掛け絵本。トンネルの穴が開いている。その先に何があるのかワクワク☆

寺山修二は同じ青森出身の主人へ借りた本。青森県が生んだ天才、寺山修二。

ギターは息子へ。最近、ギターの画像や写真を見ては大喜びして、山野楽器へ行ったら目をらんらんと輝かせて。

修道院~は近頃私の中で巣付いた修道女への憧れから。私は身を捧げることはできないが、彼女たちの生活を知るだけで、心嫋やかに、平穏な気持ちになれます。一心な眼差しが素敵です。

玉子~は様々な作家さんの玉子談義を集めた本。森茉莉ではじまるところが、早川茉莉さんらしくて微笑んでしまふ。

鉛色の空の吉祥寺

数枚の写真を撮ったのですが私の手違いで削除してしまい。。。言葉を選び、細かく文章を連ねてみました。読み苦しい箇所もあるとは思いますが、貴方様の想像でお楽しみ下さいませ☆

ある日。吉祥寺へ。降ったり止んだりの梅雨の雨。風はなく、しとしとと、ぷつぷつと傘に小さな石ころを無数に打ち付けたやうな音を奏でる。開園100周年を向かえる井の頭公園の木々は太く粗削りで、緑は小さなジャングルのやふにうっそうと立ち塞がりなかなか空を覗くことが出来ない。駅前にいるよりも公園の中は六月の梅雨の気怠い湿気でむせかえりそうになるが、私はお日様よろしく、からっとした夏日よりも、こういふ梅雨の鉛色の空のほうが好き。湿気が子どもや私の肌に見えないベールとなり覆い、守られている気がしてしまふ。

お昼はフランス料理の”Mariage”さんへ。4種の前菜にたっぷりのスープ、メインに4種のデザートと珈琲、パンで2,500円。お料理のボリュームからみてもリーズナブル。前菜の鯛のマリネ、冷静スープ、デザートのジュレがとろりと濃厚で冷たく、生暖かい陽気の私ののろりとした体に響きました。その時々の季節の五感ごと味わっているやふな。お店の外へ出ればやらなければならなくて山積みになっていることも、何だかどうでもよくなってきて・笑

吉祥寺本町界隈は週末の午後は人で溢れている時のほうが多いのだけれど、この日ははっきりしないお天気のせいか、平日の午前中のやうふに人通りも少なくて、静かで、それだけで解放された気分。

休憩は井の頭公園にほど近い紅茶とチャイのお店”chai break”さんへ。小さな小さな雑貨や、お部屋の角にすっぽりと収まるやふな小さな家具、濃厚で小さなチョコレートやバターたっぷりな小さなクロワッサンなどが好きで、小さいのに濃厚だったり機能が充実していたりして宇宙のやうふな世界観をかんじてしまふ。その世界に籠ることが幸せ。そんな気分にぴったりな小さな小さなカフェでした。シナモンやクローブ、バニラなどお台所におなじみなスパイスの販売もしていて、その時々の厳選された旬の紅茶の香り。そしてやはりここは薄い茶褐色でミルク色したチャイが有名で。隣の二人連れのテーブルに置かれた縁の厚いカップの中のたゆたふチャイに、おもわず唾を飲み込んでしまふ。バターがジュワーと流れているフレンチトーストも魅力的だったけど、ダージリンとスパイスたっぷりなバナナのカップケーキに。小さなテーブルいっぱいの紅茶の小道具などが置かれると、小さな雑貨屋さんのやふで嬉しくなってしまふ。息子は紅茶の砂時計に興味津々。

好奇心で曲がったら小さな路地を見つけて、小さな花屋さんやカフェに出会えたり、濃厚なソースにプロの手で作られたやわらかかったり、ぱりっとしていたり、つるっとしていたりと曖昧な家庭料理のそれではなく、しっかりと感じられるお料理。つかめはしないけど手でつかんだり、覆いたくなるやふな様々な香り。時間とお金を見つけては細々と足を運びたいと思ふ。息子にも何かを感じてほしいと想うこの頃です。

Bunkamura ドゥ マゴ パリ祭 2015へ

ある日。いつもの眼科の帰り。道玄坂のBunkamuraで開催されております、ドゥ マゴ パリ祭へ行ってまいりました。病院が終わり次第でしたので駆け足で。。。

目的はエレベーターホールで行われておりました”小さな蚤の市”。近頃お気に入りのひとつになったお店”COVIN”さんが出店していたから。パリの買い付けから帰国したばかりといふことだそうで、アンティークの全体的に琥珀色めいて、霞がかったやうな色合いの、小さな小さな品々が小さいなテーブルに並べられておりました。細々したものが大好きで、料理でも裁縫でも手先をせっせと動かさないとならないやふな、繊細な作業に夢中になります。商品を壊さないよう指先で丁寧にアンティークに触れて返して、質感を撫でて愛でて。。。限りある時間の中、お気に入りを探すのに夢中になりました。どれもこれも捨てがたいのですがけして安くはありませんので、比較的手の届く範囲の、およそ100年ほど前のアールヌーボーのデザインが見目麗しいアルバムを購入することに。エンボス加工されていてとても優美なものです。息子の生まれた頃の写真をと、色々と探しておりましたので、とてもよいものを手にすることが出来ました。

Bunkamuraを出るとやはり駆け足で文京区の白山にある喫茶”おとら”さんへ。文京区ながらのとても小さなお店ですが、自由に手に取れます本の配置、日本の古い陶器や磁器などに小さく息長く育てられているのであろふ緑色の植物たち。。。レースペーパーの上のしっとりとミルク色したロールケーキ、亜麻色の香り高い紅茶。持ってきた本は”須賀敦子のパリ”。ほんの30分程度のお茶時間でしたが、一時間にもそれ以上にも値するやふな静かで乙女な時間でした。

エネルギーに満ち満ちた半日。子どものこと、主人のこと、家のこと。。。じっくりと快活に励んでいこふと思うのです。

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